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南欧風の外観はサイディングでもつくれる?
南欧風の外観は漆喰の場合が多いですが、サイディングでも再現できます。
伝統的な南欧風の見た目とは異なりますが、南欧風の特徴を取り入れることで可愛らしい家をつくれますよ。
実際に我が家は南欧風を目指した家づくりをする中で、外壁はサイディングを選びました。
サイディングを選んだ理由は、

- 初期費用が安い
- 汚れにくい(素材選びが重要!)
- デザインが豊富
- 品質の担保
南欧風の家といえば、漆喰の白い塗り壁!と思っていたのですが、初期費用やメンテナンス面など長期目線でサイディングにしました。
サイディングの初期費用は漆喰のおよそ1/3。
そしてサイディングの中には、40年以上「汚れ」や「ひび割れ」から守る塗工を施した強い外壁材もあります。
このような強い素材を選ぶことで、メンテナンスが楽になります。
他にもデザインや工期の面でも非常にメリットが多いです。

南欧風のデザインにしたいけど
機能性も大事!という方にサイディングはおすすめです。
この記事では、我が家が選んだサイディングや南欧風のイメージに近づけるポイントを紹介します。
①南欧風の外観の特徴
南欧風の外観をつくるにあたり、まず特徴をみていきましょう。
白い外壁
地中海の日差しを反射し、涼しさを保つために、家の外壁は白いことが多いです。
明るくて開放的な雰囲気が特徴です。
かわら屋根
地中海地域では、耐久性と通気性が高く、暑さを和らげるためにタイル屋根が一般的です。
赤やオレンジなどの温かみのある色合いのタイルが特徴的です。
石積みやレンガ壁
プロバンス風の家は、外壁に石積みやレンガを使用することが一般的です。
これによって、古代のプロバンスの農家のような風情が漂います。
アーチデザイン
アーチや凹凸のある窓やドア、装飾的なバルコニーなど、豊かなデザインが特徴です。
これらの要素は、地中海の歴史的な建築スタイルからインスパイアされています。
アイアン制の装飾やフェンス
窓やドアには、装飾的な鍛鉄や木製の格子が施されていることがあります。
これらの装飾は、家の外観を美しく彩ります。
②我が家が選んだサイディング

我が家が選んだのはニチハのサイディング♪
窯業系サイディングの16mm厚を選択。
モエンエクセラード16 プレミアムシリーズ ニューグランドールシリーズI プレミアムの「シェードブリック調 プレミアム」にしました。




寸法 | 16×455×3030mm |
標準価格 | 8,500円/枚 6,165円/㎡ |
重量 | 約24kg/枚 |
張り方 | ヨコ張り |
ニチハのサイディングを選んだのは、「プラチナコート30」や「マイクロガード」などの高性能な素材が揃っていたためです。
色褪せやひび割れに強い「プラチナコート30」を選んだことで、長期間メンテナンス不要で建物を守ることができます。
- 変色や褐色が目立たず、美しさが40年以上続く
- 業界最長の30年保証
- ニチハ史上最高レベルの塗膜耐候性能
また、マイクロガードの機能も付いているサイディングにしました。
- 外壁に付着した汚れを雨水で繰り返し落とせるセルフクリーニング機能
雨が降るたびに汚れを落としてくれるんです!
プラチナコート30による超高耐候性とマイクロガードの「セルフクリーニング機能」を組み合わせると、防汚性を長期間持続させ、建物の美しさを長く保てます。
また、一般的な塗装を施したサイディングと比べると、メンテナンスコストを290万円ほどカットできるそうです。

コストカットできて、きれいな家を保てるのは嬉しい。
③白い塗り壁との汚れ比較
我が家は外壁はサイディングを選んだのですが、玄関の門柱は塗り壁にしました。
すると3年弱でこのような感じです・・・(;´・ω・)

雨が降るたびに汚れ、ひび割れも複数箇所に出てきています。

家の外壁とは、塗り方や塗工剤が異なるのかもしれませんがこんなに汚れやすいなら、外壁はサイディングを選んでよかったと思っています。
門柱は5年くらいで塗りなおしが必要かなと感じています・・・( ;∀;)
④サイディングのメリット&デメリット
メリット
サイディングは色やデザインが豊富で、理想のデザインを実現できます。
木目調や石調など質感もさまざまで、好みに合わせて張り方も自由自在です。
複数のデザインを組み合わせることで、オリジナルの外観をつくり出せます。
サイディングは大量生産できますので、素材のコストが安く抑えられます。
一般的に新築戸建て30坪の相場は下記のとおりです。
- サイディング:60〜90万円
- 漆喰:180~220万
初期費用に関しては圧倒的にサイディングの方が安価です。
サイディングは耐火性に優れています。
窯業系サイディングは不燃または準不燃材料であり、外壁材の防火構造・45分準耐火構造・1時間準耐火構造の国土交通大臣認定を取得しています。
日本窯業外装材協会
火災が起きた時に燃えにくいため、安心・安全ですね。
サイディングは、工場で大量生産しており、一定の品質を担保できます。
一方で、漆喰などの塗り壁は、職人さんが現地で塗っていくので腕次第で出来上がり異なります。
工事期間で見ても、サイディングの方が工期を短くできます。
デメリット
初期費用が安くてお手軽なサイディングですが、一般的に10年~15年に1回程度は本格的なメンテナンスが必要になります。
家の規模にもよりますが、100万円〜200万円程度の修繕費がかかると言われています。

汚れにくく、ひび割れしにくいサイディングを選ぶのがおすすめです。
日常の紫外線や風雨にさらされることによる経年劣化で継ぎ目のひび割れを起こします。
ひび割れを起こすと雨水が染み込み、家屋の劣化に繋がります。

超高耐候塗料でコートされているものだと長持ちしますよ。
似たような雰囲気をつくり出すことはできますが、本物の石やタイルと比較すると質感などは見劣りします。
張り合わせのつなぎ目が見えてしまったり、シーリング部分が目立ったりすると高級感に欠けてしまう場合もあります。
⑤事例紹介!サイディングで南欧風を実現

我が家が選んだニチハのサイディングを使った施工事例を紹介します。



複数のサイディングを組み合わせたり、かわら屋根・アーチデザイン・縦型窓・アイアン制の装飾など南欧風の要素を組み合わせることで、素敵な外観が出来上がります。
⑥植物を飾ってさらに南欧風に近づける
植物を飾るとさらに南欧風の外観を引き立ててくれます。

南欧風の外観にあう植物を紹介しますね。
- オリーブツリー:オリーブツリーは南欧地中海地域のシンボル的な植物です。
- ラベンダー: ラベンダーは鮮やかな紫色の花を咲かせ、南欧風を引き立てます。
- ローズマリー:ローズマリーは緑色の葉と青い花を咲かせるハーブで、南欧風の外観に適しています。
- ブーゲンビリア:ブーゲンビリアは鮮やかな色の花を咲かせ、壁面に這わせたり、アーチや柱に絡ませることで、南欧風の雰囲気を演出できます。
- シトラス類:レモンやオレンジなどのシトラス類は、南欧風の庭や外観に明るさと活気をもたらします。香りがとてもいいです。
植物を育てたいけど自分にあっている植物が分からない方・迷っている方に、おすすめなのがAND PLANTSというお花のオンラインストアです。

AND PLANTSではパーソナル診断をやっているので、
気になる方はやってみてくださいね。
南欧風のおうちができたら、植物も飾って空間を演出してみてください。
まとめ
今回はサイディングで南欧風の外観を再現する方法を紹介しました。
まず南欧風の特徴を理解した上で、要素を組み合わせるとステキな外観に仕上がります。

サイディングで南欧風を作りたい方の参考になったら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。