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- どんな土地を買わない方がいいか知りたい
- 自分が候補にしている土地は問題ないか知りたい
家を建てる時に、肝心なのが『土地選び』ですよね。

我が家も2年探して、ようやく土地を決めました。
この記事は
- 過去に住んだことのある土地
- 我が家が土地探しの中で、複数の不動産会社の方から教えてもらった情報
- 実際に選んで後悔している土地条件
などの経験をもとにしております。

本記事を読んだら、事前に知っていれば、買わなかったのに!ということを防げます。
土地の購入は大きな買い物なので、失敗したくないですよね。
買わない方がいい土地の条件7選と具体的な特徴27選を紹介します。
目次をタップすると、読みたい場所に飛びます。
買わない方がいい土地の条件7選
買わない方がいい土地の条件7選はこちら。読みたい箇所をタップしてくださいね。
これら全てを満たす完璧な土地を見つけるのは、とても困難です。
しかし、この7つの条件を出来る限りクリア出来れば、安心安全な快適な暮らしができます。
この7つの条件に当てはまる具体的な特徴27選を次で解説します。
買わない方がいい土地の特徴27選
先ほど挙げた7つ条件に当てはまる具体的な特徴がこちらです。
気になる所をタップして読んでくださいね。
一見、メリットに見える特徴もありますが、住んでみるとデメリットを多く感じます。

順番に解説します。
災害の危険がある土地
熱海での土石流災害が有名ですが、盛り土によって造成されて土地は地盤が軟弱な可能性が高いです。
そのため、大雨や地震の際に土石流を起こしたり、年月が経つと家が沈下する恐れがあります。

盛り土かどうかは国土交通省の「重ねるハザードマップ」で検索することができます。

- 下のボタンより、「重ねるハザードマップ」を開く
- 検索したい場所の住所を入れる
- 左側の「すべての情報から選択」をクリック
- 「土地の特徴・成り立ち」をクリック
- 「大規模盛土造成地」をクリック
上記の手順で検索して、緑色で示されている部分が盛り土の造成地です。
購入前に一度チェックすることをおすすめします。
近年、台風やゲリラ豪雨などの大雨での災害が多発しています。
裏山があったり、崖地・傾斜地は土砂崩れのリスクが高いです。

我が家の住みたいエリアは、山や坂が多い地形で、見晴らしのいい傾斜地も検討しました。
しかし、話を聞いたり、調べたりする中で雨の時の災害リスクが高いので選びませんでした。
地形によっては、そのような土地を選ばざるおえない場合もあると思います。
後悔しない為にも、購入する前にしっかりとハザードマップを確認が必須です。
過去に洪水、川の氾濫、津波などの水害があった土地は災害のリスクが高いです。
水害対策が施されていたとしても、最近は記録を上回る大雨が降るようになりました。
日常的には問題ない土地でも、天気が変われば状況が一変します。
水害が多そうな川や海の近くは、購入前に必ずハザードマップを確認するようにしましょう。

災害に遭わないように、希望するエリアの災害の歴史を調べておきましょう。
近隣トラブルに遭いそうな土地
敷地の境界が曖昧だと絶対トラブルになります。
土地を購入する時に、隣家の方と敷地の境界の確認を行います。

境界線がはっきりと定まっていない土地は選ばないようにしましょう。

残念ながら、我が家はこれに当てはまる土地を購入しました。
土地を購入する時には、隣家から越境物がないか確認しましょう。
もし越境している物がある場合は、越境しないように対応できるか不動産会社の方から家主に確認してもらうのがベストです。
もともと隣家の木が大幅に越境していました。
不動産会社の方から家主に確認した所、「高齢で高く伸びてしまった木の手入れができないから、こちらで越境している枝は切っていい」という承諾をもらいました。

越境している枝を切ってもいいという事だったので、土地の購入したのですが…
住んでみると枝はどんどん伸びるので、毎回承諾を取って切るのが大変。
葉っぱがめちゃくしゃ落ちてきて、敷地が汚れる。
いくら掃いても、うちの敷地は葉っぱまみれ( ;∀;)(うちには木は1本も植えていないのに…)
越境物は、購入した時点ではよくても、住んでからが大変になることもあります。

このような土地は選ばないのがおすすめです。
予想外の費用がかかる土地
予想外の費用がかかる土地は、相場より安めに設定されていることが多いです。
そのため、つい手を出してしまう。(我が家のように…)

予想外だった!とならないように、どんな土地が当てはまるか見ていきましょう。

我が家は擁壁を新しくしました。擁壁工事ってすごいお金かかるんですよ。
擁壁の大きさにもよると思いますが、我が家は約100万円でしたΣ(゚Д゚)
土地を購入するまで、擁壁を造らないといけないという知識もなく、そんなお金がかかるとは知る由もなく…
擁壁が劣化している場合は、造り替える必要があるため注意が必要です。
地盤改良工事もお金が結構かかります。

これも食らいました。地盤改良費は約80万円。工期も伸びました。
我が家が購入した家は、古家付きの土地でした。
古家付きの土地で販売されている場合は、古家を解体した後に地盤調査を行うので、地盤改良が必要かどうかは購入する時点では分かりません。

運です!
その土地がハザードマップ上で問題なくても、地盤改良が必要になったので、残念ながら本当に運のようです。
地盤改良が出てもいいように、予算には余裕を持たせましょう。
高低差がある土地は、周辺が平坦な土地に比べ、安価なことが多いです。
しかし、土地を購入価格は安価でも、家を建てる時に高低差があることにより様々な費用が発生します。
たとえば、
- 土が崩れないように擁壁を造る費用
- 給排水を上げる為のポンプ取付工事費用
- 給排水の配管が長くなる場合に配管を延長費用
など、高低差があることで平坦な土地ではかからない余分な費用がかかります。

相場よりも土地が安い場合は、なにか理由があります。
不整形地にはL字の旗竿地や三角形、台形など様々な形があります。
家を建てる際には、その土地を上手に活用する為には工夫が必要です。
建築する際に作業しずらかったり、手間が発生することで人件費や建築コストが高くなります。
自然保護などを目的に、人が住まないようにしている地域なので、インフラが整備されていません。
現時点で、自治体から許可が降りて建築できたとしてもインフラの整備にお金がかかります。
また、増築や売却もできにくいことがほとんどです。
スーパー、病院、学校なども近くになく、住んでから交通費もかかります。

現時点で安く買えたとしても、購入してからお金がかかりそう。
建築基準法上の『道路』に接していない土地は絶対買わない方がいいです。
たとえば、
- 道路に接しているが、接している部分が2m未満
- 道には接しているが、建築基本上『道路』と認められていない
- 全く道路と接していない
このような土地は、新しい建物を建てたり、再建築することが不可です。
道路に接していない土地に建つ「再建築不可物件」を購入して、リフォームする場合も大幅な改修はできない制限があります。
また、工事費用が高額になったり、ローンを組みづらいです。

とても好立地で安くても、手を出してはあかんぜよ。
騒音が気になる土地
住む場所で騒音に悩まされると日常生活に支障をきたします。
- テレビの音がかき消される
- 赤ちゃんの寝かしつけが難航する
- 在宅で仕事に集中できない
など外の音が大きいと、相当ストレスを感じます。

住んでから1番ストレスを感じやすい騒音。どんな土地を見ていきましょう。
飲食店や居酒屋が近いと便利ですが、朝早くから夜遅くまで人が集まるので騒音が気になります。
また、後ほど出てきますが、ゴミも多く出す分「虫も多い」です。
ガヤガヤ1日中うるさいのが気になる方や、虫嫌いの方にはおすすめしません。

本当に激近でなければ、便利だとは思います。
商店街が近いのも便利!ですが、人が行きかう商店街は夜中でも人の声がするので、騒音が気になる方にはおすすめではありません。
また商店街の店にもよりますが、朝早かったり、夜中まで営業している店があると、騒がしい印象です。

利便性を取るか、静かさを取るか。
車の音は結構うるさいです。高速道路や幹線道路は24時間車が走り続けるので、寝ている間も音が気になります。
夜間は交通量は減りますが、その分スピードを上げる車やバイクがいたり、音が響きます。
また、あまりにも近いと振動や空気汚染も気になります。
有名な幹線道路沿いに住んでいた時は、夜中も鳴り響くエンジン音、車が通るたびに振動、窓がススで黒くなるなど気になる事が結構ありました。

住んでいると慣れてきますが、一生住み続けるとよく検討した方がいいです。
過去、駅前の線路沿いにも住んでいましたが、電車が通るたびにテレビの音が聞こえなくなります。
夜は終電が終わったら静かになりますが、朝早く始発の音で目が覚めます。
また、電車が通るたびに振動します。音と振動は、結構ストレスになりやすいです。

日中、家で過ごさない生活パターンの場合は気にならないかも。
⑮と同様ですが、カンカンカンカンうるさいですよ。
電車の通る本数にもよると思いますが、騒音と振動があるので慎重に検討するのがおすすめです。
学校が近いのは、子どもがいる家庭だと通いやすくて安心というメリットもあります。
一方で、子どもの声やチャイムの音など、日中は音が気になります。
運動会などの行事が行われる時は、大きな音楽を鳴らしたり、大きな声を出したり。
人もたくさん集まるので、家をジロジロ見られたり、音以外にも不快に感じることが出てくるでしょう。

よく言えば、にぎやかですが、メリットとデメリットを天秤にかけてみましょう。
公園では、子ども達が大きな声を出しながら遊ぶので非常に響きます。
⑰と同様で、子どもがいる家庭では遊びやすくメリットもあると思いますが、静かでも外が騒がしいのはストレスになりかねません。
学校の近くと一緒で、人目につきやすいのもデメリットになります。

公園は誰でも居座れる場所。家を観察している不審者もいるかもしれません。
公園の近くに限ったことではありませんが、防犯対策をしっかりしましょう。
24時間、出動要請があるたびにサイレンの音が響きます。
なにかあったらすぐに来てくれるので安心ですが、日常的は音が気になるかもしれません。

夜中でサイレンが鳴って、子どもがびっくりして起きちゃうなんてことも。
虫が多い土地
食べ物のある場所には、虫が寄ってきやすいです。Gが歩いているのをよく見かけます。
虫が嫌いな方は、コンビニの近くは危ないです。
川や用水路があると、自然が多くていい反面、やっぱり虫はいます。
また、虫が多いリスクの他に、大雨での氾濫するリスクの方が大きいですね。

虫嫌いな方は特にハザードマップで川や用水路の位置を要チェック!
田畑が多いと虫は多いです。
しかし、自然が多く景色も良くて、開けているので日当たりの面では最高かもしれません。

我が家は目の前が畑です。その分、ミツバチ、カナブン、アリ、アブなどたくさんいます。
私は虫が嫌いなので、よく虫が家に入ってきて騒いでいます(;’∀’)
ゴミ置き場には、虫が近寄ってきやすいです。
そのため、ゴミ置き場が隣にある家は虫が家に入ってくるリスクは高まります。

ゴミ置き場が隣にある家は、比較的安いです。虫や匂いなどデメリットもあるので、よく検討することが必要です。
匂いが気になる土地
工場で取り扱うものの種類によると思いますが、化学物質の特有のニオイが気になる場合があります。
日常的に異臭・悪臭がする場合は、住んでいると大変ストレスに感じます。

気になって窓が開けられないと生活しずらいですよね。
体に有害な場合もあるので、好立地でも注意が必要です。
牧場や農家の近くは、家畜・糞・肥料のニオイが気になります。
500mほど離れていても、広大な敷地で放牧させていたりすると、風向きによって匂うこともあるようです。
自然豊かでいい反面、ニオイが気になると暮らしにくくなるので、よく検討することをおすすめします。
治安が良くない土地
ゴミが路上にポイ捨てされていたり、壁に落書きが目立つ地域は、モラルの低い人が多く住んでいる可能性があります。
また歓楽街などゴミや落書きが多いエリアでは、犯罪発生件数も多い傾向にあります。
実際に土地の周辺を歩いてみて、ゴミや落書きがないか確認してみましょう。
街灯が少なく、人通りがまばらな場所は、ひったくりなどの犯罪が多い傾向にあります。
仕事が夜まである方や、子供がいる方は街灯の多い場所の方が安心して帰宅できます。

気に入った土地があったら、夜に周辺を歩いてみましょう。
まとめ
買わない方がいい土地の条件7選と具体的な特徴27選の紹介でした。
- 盛り土をした造成地
- 裏山がある・崖地・傾斜地
- 過去に水害の歴史がある土地
- 敷地の境界が曖昧な土地
- 隣家の越境物がひどい土地
- 擁壁が劣化している土地
- 地盤改良が必要な土地
- 高低差のある土地
- 形状がいびつな不整形地
- 市街化調整区域の土地
- 道路に接していない土地
- 居酒屋や飲食店が近い土地
- 商店街に面している土地
- 高速道路が近い土地
- 線路沿い
- 踏切が近い土地
- 学校が近い土地
- 公園が近い土地
- 消防署が近い土地
- コンビニが近い土地
- 川や用水路が近い土地
- 田畑が近い土地
- ゴミ置き場が近い土地
- 工場が近い土地
- 牧場・農家の近い土地
- ゴミや落書きがあり目立つ土地
- 街灯が少ない土地
今回挙げた土地はデメリットが多くありますが、メリットもあります。
思わぬ落とし穴にはまらない為にも、メリットとデメリットを天秤にかけて、よく検討することが重要です。

土地選びは非常に重要です。この記事が参考になると嬉しいです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。